Entries

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
この記事に対してトラックバックを送信する(FC2ブログユーザー)
http://rresearch.blog103.fc2.com/tb.php/703-f10211be

-件のトラックバック

-件のコメント

コメントの投稿

投稿フォーム
投稿した内容は管理者にだけ閲覧出来ます

覚悟

私の会社は常磐線の馬橋駅のすぐそばにある。
7年前の独立開業からずっといる。何と言っても

安い!

55平米で月額65,000円である。坪単価4000円!
こんな所で商売をしようと言う人が少ないからです。
ま、固定費は小さいほうがいいに決まっている。
前入居者は「整体」だったらしい。絶対に無謀。
なにせ三階なのはともかく、エレベーターがない。
整体に通う人に三階の階段は辛い。 

話がずれた。入居してすぐに近所のおじいさんと
知り合った。いつも路上に座り、誰かれなく話しかける。
名誉のため書きますが、決してオカシイ人ではない。
耳が遠いせいで、自然大声になる。
三階の部屋からでもよく聞こえた。 

おじいさんは、事務所の裏のボロ屋に一人暮らしだ。
狭小地で、道路付もないので、再建築禁止物件だろう。

道端で捕まり、
どんな仕事をしてるの?
いくつ?出身は?
で、話はお得意の歴史になる。

この土地のいわれや、今のビルの場所には昔、
八百屋があり、その昔、山下清が働いていた、等々。

悪気はないのだが、いつも同じ話になるので
億劫になり、あいさつ程度ですませるようになった。
近所の人が気を使いあれこれ世話をやいているので
心配な感じはしなかった。
ただ、時々一人で庭に出てタライを使って洗濯とも
洗面ともつかないをみる事はあった。一人だ。
痩せこけた体に老境の切なさを感じた。

去年の夏、夏休みを二週間たっぷり取った。久しぶりの
旅行だ。慌しく帰り、いつもの生活が始まった。

「そういえば、最近、おじいさん見ないね?」
と言ってももともと名前も年齢も知らない。
「入院でもしたのかな?」
分からないまま数ヶ月が過ぎた。
翌年の春、一階の外にある自動販売機管理のおばさんに尋ねた。

おじいさんは、その夏に亡くなっていた。
詳しい事は分からないが、突然死だったらしい。
なんだかちょっと申し訳無かった。
(もっと、話し相手になってあげればよかったのに)

おじいさんの自宅は、今もそのままだ。
一度だけ、親戚らしい人が荷物を整理している
らしい光景はみた。
身寄りがあったのかどうかもわからない。

人間はストロークを求めて生きる社会的な動物だ。
しかし、残念ながら、これから確実にこういう光景は増える。
自分の順番がいつになるのかは全く分からない。
一人で孤独を生き切ることは辛い。

おじいさんの人生がどんなものであったのかはわからない。
なぜ一人なのか。家族はいないのか。
余計な同情は大きなお世話かもしれない。

長生きすると、ええことあるでっ!!!

ソンナニンゲンニ、ワタシハナリタイ。

P1030286.jpg
合掌
スポンサーサイト
この記事に対してトラックバックを送信する(FC2ブログユーザー)
http://rresearch.blog103.fc2.com/tb.php/703-f10211be

0件のトラックバック

0件のコメント

コメントの投稿

投稿フォーム
投稿した内容は管理者にだけ閲覧出来ます

Appendix

アールリサーチ

プロフィール

アールリサーチ

Author:アールリサーチ
デザインの時代

フリーエリア

FC2カウンター

フリーエリア

就職活動の強い味方
就活対策・就職対策なら就活コーチ

フリーエリア

今日の一言


presented by 地球の名言

RSSフィード

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。